|
|
| 小野次郎 作陶展 黄金復活 |
 |
 |
| 釉裏金彩壷(高21cm 径20cm) |
小野次郎 作陶展 黄金復活
平成10年6月25日(木)〜7月4日(土) 6月29日(月)は休廊 午前10時30分〜午後6時30分
最終日は午後4時まで |
ONO Jiro
Exhibition for his recent works of underglazed gold leaf porcelain
June 25-July 4, 1998 (closed on Monday June 29) 10:30am-6:30pm (4:00pm
on last day) |

紅地金襴手鉢(高9.5cm 径21cm) |
黄金復活

釉裏金彩という技法は、日本独自のもので、小野次郎さんの母親、小野珀子さんによって、技術的にもまた、芸術性においても更に洗練されたものになったといえる。一昨年に珀子さんがなくなり、その技法が失われることを心配していたが、珀子さんのもとで修行してきた次郎さんに見事に受け継がれここに復活した。

最近の日本は、経済的な落ち込みで国中が静まりかえり、誰もが自信を失ったかのように、閉塞感はひましに強くなっている。古来、我が国は「黄金」の国として知られ、豊かでまた、世界に誇る伝統と文化を二千年にわたり育ててきたというのに、いったいどうしてその良さを忘れたように振る舞うのだろうか。黄金は、その持つ力で、人々を魅了する。その力を憚ることより、その力を有効に活用すべきだ。日本の力は黄金より生まれたのではないだろうか。だからというわけではないが、釉裏金彩の独特の技法を通じて、この黄金の魅力を思い出し、力を取り戻したいものだ。 |
| 青山益朗 |
小野次郎 (おの・じろう)
1953年 東京に生まれる
1979年 第26回日本伝統工芸展入選(以降、27・28・29・30・31・33・34・35・36・40・43・44回入選)
1982年 日本工芸会正会員になる
1983年 日本陶芸展入選(以降、85年、87年、93年、95年入選)
1990年 「21世紀の炎」展に出品
1991年 現代陶芸展に出品
1996年 小野珀子を継ぎ、釉裏金彩、金襴手の制作を始める
1998年 酉福(東京・南青山)にて個展
現在、佐賀県嬉野町にて制作を続ける |
 |