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「一蔵色絵の世界」 3 森一蔵 作陶展
腥臙脂彩赤絵桜花文花生(φ9.8cm H27.5cm/部分)

「一蔵色絵の世界」 3 森一蔵 作陶展
平成10年11月12日(木)〜11月21日(土)11月16日(月)は休廊 午前10時30分〜午後6時30分
最終日は午後4時まで
MORI Ichizou
Exhibition for his recent works of ceramic art with various designs by using shouenjicolor,
invented by him to pursue to realize special color of pink
November 12-21, 1998(closed on Monday, November 16) 10:30am-6:30pm (4:00pm on last day)

焼き物に限らず芸術の分野では、作り手がその作風を突然変える事がある。それまでの作品を見なれていた愛好家にとっては戸惑うこともあり、作家から離れる原因にもなる。われわれから見ると大いなる冒険と写るが、作り手にとっては、それは一つの新しい表現であって制作上の必然といえる。色絵を中心としている森さんもまた、自身の表現を追い求める結果、新しい色調、構図、形を次々と作り出してきた。もっともそれで驚かされる事も多いのだが、今回は、かねてより研究していた腥臙脂(しょうえんじ)と名付けられている、新しい“桃色"への挑戟を完結するらしい。森さんの色は、これまで独特の黄や赤から黒まで、独自の色調を自らの薬の調合により生み出してきた。故に、この桃色は作家の内面の変化を予兆するもののように思われ、後世、森さんの作陶活動における大いなる転機となる作品群、という評価を得るのではないだろうかと期待し注目もしている。
青山益朗

赤絵魁魚文8寸皿 φ24cm H5cm / 腥臙脂紺彩徳利花生 φ8.5cm H10cm / 腥臙脂彩赤絵桜花文花生 φ9.8cm H27.5cm



森 一蔵 (もり・いちぞう)
1945年、三重県桑名市に生まれる。洋画家を志し、東京阿佐ヶ谷美術学園で学ぶ。在学中、アメリカの現代陶芸に触発され志望を転じ、陶芸の道を歩み始める。さらに、古萬古赤絵に出会い天啓を受ける。陶芸家・日根野作三氏、藤原昇氏に師事。1974年に登り窯を築き、六石窯(ろっこくよう)を開設。作品は、オブジェと色絵が中心。大胆な色彩と造形で新しい陶芸の真骨頂がいかんなく発揮されている。朝日陶芸展秀作賞受賞及び入選12回、1996年ニュージーランドフレッチャー国際陶芸展入選(以降、'98年入選)、1997年ザグレブスモールセラミック国際陶芸展(クロアチア)入選。他受賞・個展多数。


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