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長江重和 作陶展 泥彩 薄層のかたち
泥彩薄層のかたち W46.6cm×D18.2cm×H9.7cm

長江重和 作陶展 泥彩 薄層のかたち
平成11年11月18日(木)〜11月27日(土) 11月22日(月)は休廊 午前10時30分〜午後6時30分
最終日は午後4時まで ◎11月18日(木)〜11月21日(日)まで作家在廊
NAGAE Shigekazu presents his recent works of porcelain with newly invented technique
that allow him to interweave different color in the vessel as like yarn in the textile.
11/18-11/27, 1999(closed on 11/22, Monday) 10:30am-6:30pm(4:00pm on last day)

長江さんは去年スイスの磁器展でグランプリを受賞したことがきっかけで、世界各地から展覧会への誘いを受けるようになった。

本格的な海外デビューとして、手始めに5月にニューヨークのギャラリーで企画されている磁器3人展への参加を決めた。下見してみると会場はソーホーにあり、場所もよく、高い天井を持ったモダンなギャラリーで、SOFAという工芸関係の展示会も同じ時期にニューヨークで開かれるので併せて展示もしようということでもあった。ヨーロッパでは好評だったが、あのアメリカでは長江さんの繊細な作品は果たして受け入れられるのか正直に言って少し不安もあった。

そこで、当方が仲介していることもあり、会期に合わせてニューヨークに見に行った。実際のところギャラリーでのお客さんの反応から、ヨーロッパで受けたような評価とはまた違った受け取り方をされているのかなと思った。これまでの日本の伝統的な陶磁器を想像している人たちから見ると少し違和感があるだろうし、形や個性というところから判断すると、アメリカの"文化的土壌"からは理解を得られるのには少し時間がかかるのはやむを得ない。

その点、ヨーロッパの方が受け入れられやすいと思う。その意味では来年4月末からのスイスでの個展は、まさに長江磁器に対する格好の試金石となるだろう。

今回の酉福での個展で展示されるのは、これまで温めてきた「色」に対する取り組みの仕上げともいうべきもので、これからの長江磁器の方向を感じさせる作品といえるだろう。日本のみならず、ヨーロッパでも多くの支援を得られることを期待したい。
酉福店主 青山益朗


泥彩薄層のかたち W50.8cm×D49.8cm×H15.5cm 泥彩薄層のかたち W30.2cm×D33.9cm×H20.0cm



長江重和 (ながえ・しげかず)
1958年 愛知県瀬戸市に生まれる
1972年 愛知県瀬戸窯業高校卒業
1974年 同校窯業専攻科修了(第一回生)

中日国際陶芸展奨励賞(78)・中日大賞(79,86) ファエンツァ国際陶芸展選抜出品(78,79,80) 陶芸ビエンナーレ特別賞(89)・準大賞(91) 朝日陶芸展 入賞(79)・陶芸賞(82)・秀作賞(89)・グランプリ(92) 朝日現代クラフト展特別賞(85) 陶磁器デザインコンペ銅賞(79) 国際デザインフェア 佳作(85) ベルギーカフェノアール 選抜出品(88) 美濃陶磁フェスティバル 銅賞(92) 日本陶芸展 大賞・桂宮賜杯(97) スイス・ニヨン陶磁トリアンナーレ グランプリ(98)

個展 南青山 酉福(98) グループ展 ニューヨーク ナンシー・マルゴリス・ギャラリー(99) その他多数


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