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環境に貢献する漆の話
工房ジャパンアート主宰 小坂康人


漆塗は、japanとも言われ日本を代表する文化です。古来より石や鏃(やじり)を木とと固定するため接着や保護、補強の目的で使われ始め、中国のそれと交わり日本独特の漆文化を形成しました。

漆はうるしの木から採れる樹液で、化学合成せずに精製され塗り物として完成するまで、ほとんどエネルギーを消費しません。木は根に水を蓄え光合成により酸素を作り、二酸化炭素を蓄積します。漆粉は切傷、胃、潰瘍などの漢方薬として昔使われていて食器には最適な塗料です。

最近床や壁、風呂など住宅に漆を塗る事が多くなりました。それは廃棄住宅が産業廃棄物の7割を占めその焼却でダイオキシン等が大量に発生したり、新築の家でシックハウス症になり生活が困難になる人も珍しくないからです。お客様から風呂のお湯が濁らない、ぬめらないと聞きました。漆の抗菌作用によるのでしょう。

地球の温暖化など環境問題が深刻な今、何より便利さを求める我々消費者の意識を変えましょう。
自然にはこんな良いものがあるのです。

小坂康人のプロフィール
1952年 生まれる。
1982年 全国伝統的産地大会入賞
1983年 中信美術展入選(1987年も)
1985年 一級技能士取得・同技能士大会2位入賞(1986年も)
1992年 全国漆器展入賞(1997、1998、1999、2000年も)
1993年 伝統工芸士取得 1994年 木とくらしのクラフト大賞展入賞
1995年 長野県デザイン展入賞(1996年も)
1996年 札幌芸術の森クラフト展入選
1998年 国展入選(1999年も)
2000年 札幌芸術の森ビアマグランカイ展入選
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