「いしかわ伝統工芸フェア2002」
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「shop クラフトX」展示風景
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中でもお目当ては「shop クラフトX」
石川県は自他ともに認める「工芸王国」。手技の数は36業種を数えるという。それが一堂に会する「いしかわ伝統工芸フェア2002」が2月10日から3日間、東京ドーム横のプリズムホールで開かれた。漆、やきものを中心に、和紙、織物、仏壇から郷土玩具までの展示販売と、漆芸の実演やトークショー、地酒の試飲もあり、何時間いても飽きない楽しいイベントだった。
中でもお目当ては「shop クラフトX」。どういうコーナーかは、ちょっと説明が必要だ。
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桐本泰一「ちゃぶ台」「つまみ重・三段蓋」ほか
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山崎晃櫻「桜蒔絵棗」
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種本章「ぐい呑」
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石川県では平成11年度から「いしかわクラフト展示ギャラリー」という事業を始めた。といっても県がギャラリーの経営を始めたわけではない。
この事業は県内在住の作家が東京、大阪など大都市で展覧会を開くとき、会場費の半額を県が負担しようというもの。早い話が地方区の作家を全国区の作家に育てようという制度である。そして、石川県の工芸のすばらしさ多くの人に知ってもらいたいというのがねらいだ。
これまで49人の作家がこの制度を利用し、各地で個展やグループ展を開いている。「shop
クラフトX」は、その49人に「いしかわ伝統工芸フェア2002」への出品を呼びかけ、応じた25人の作品で構成されたコーナーなのだ。
この事業を担当する県商工労働部地域産業振興課の河崎恵さんにお話をうかがった。
「石川県の作家の方は引っ込み思案の方が多いんですよ。この制度を利用して、どんどん外へ進出してくれればいいなと思います。それから、大都市圏のギャラリーの方にも、石川県がこういう制度を持っていることを知ってほしいんです。石川県の作家に積極的に発表の場を与えてもらえたらありがたいと思います」
さらに河崎さんは、こう付け加えた。
「県内の作家に、この制度がまだ浸透していないんです。いい機会なので、こういう支援制度があることを県内向けにもアピールしたいですね」
制度の詳細は河崎さんまで問い合わせてほしいが、ざっと聞いたかぎりでは、驚くほど制約が少ない。利用しない手はないだろう。
「shop クラフトX」は、やきものありアクセサリーありと展示はにぎやかだが、やはり漆に目がいくのはしかたがない。将来の大作家がこの中にいるかもしれないと思うと、立ち去りがたかった。
問い合わせ先
いしかわクラフト展示ギャラリー運営委員会 TEL076-223-9191 河崎恵さん
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