ジャパンうるしネット うるし美し、日本の心
コンテンツ一覧
トピックス
展覧会開催一覧
展覧会見て歩き
うるしの学校
うるしの人 (インタビュー)
うるしのエッセイ
うるしクッキング!
私の好きな私の作品
BOOK'Sレビュー
リンク集
バナー広告掲載案内
お問い合わせ
現代工芸ギャラリー 酉福
やきものネット 陶磁器・陶芸の総合情報サイト
ジャパンうるしネットのバナー 自由にお使いください

ジャパンうるしネット www.japan-urushi.net/

小田原漆器の家業を継ぎながら作家活動にも励む「石川満漆芸展」

乱挽 大椀 布目 大盆

石川満さん

石川さんの家は小田原漆器づくりを家業としている。
石川さんは4代目にあたる。

小田原漆器の特長は、ケヤキなど天然木材の木目の美しさを強調した点にある。15世紀の初め、箱根山系で木地挽された器物に漆を塗ったのが小田原漆器の始まりといわれるから、これは当然だろう。しかし、若き日の石川さんは、伝統的な技法だけではあきたりなかった。轆轤に打ち込んだり、加飾に取り組んだりした。クラフトを志向したこともある。人とは違うものをつくりたかった。ただ、やっぱり木がいいということに、石川さんはすぐに気がつく。 試行錯誤の時期はそれほど長くはなかった。

新しいものを、という気持ちはいまも変わらない。家業は立派に継承しながら、自分の作品づくりにも励む。そして作品がたまると、今回のように展覧会を開くというわけだ。

面取 盆尺ふち朱

作風を何と形容すればいいだろうと考えていて、質実剛健という言葉が浮かんだ。厚手で目の粗い麻布を、強度というよりデザインとして多様しているが、それがまず素朴な印象を与える。表面をわざと凸凹させ、木の質感を強調しているのも、粗削りでザックリした味を出している。また、最初から色を全部研ぎ出さないで、器を使っているうちに色が出てくる楽しみも残してある、という。今回の展示は椀、盆、茶托、重箱など50点あまり。

布目 三段重

自分の略歴に触れる話になると、「まあ、そんなことはどうでもいいじゃないですか」とかわされ、昭和33年生まれということしか聞き出せなかった。 ほとんどは記者の不勉強のせいだが、そこに石川さんのシャイな性格も加わり、個展のときはいつも載せている作家のプロフィールは、割愛せざるを得なかった。

2001年3月28日まで、渋谷の黒田陶苑(渋谷区渋谷1-16-14 メトロプラザ1F ・ 03-3499-3225 )で開催中。 11:0〜19:00 (最終日は16:00まで)

Copyright 2000-2005 Japan Urushi-Net