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朱塗四方向付
Vol.8 「鈴木睦美作・盃 種々」




常温で飲む酒は、漆の盃が最も美味しくいただけて、また佇まいが美しい。使う人誰もが必ず手に持ち口にあてる。だから、言うまでもないが盃は口触りの大切な仕事である。

形は手に対して自然体でなじむ形が良い。重さは見た目より2割方軽く作る方が使っていて飽きがこない。その重さも器の真中に集中しているよりは、バランスの比重を全体に均等に分散させると、手にした時にまるで空気を持ったような感覚になる。そんな器に注がれた酒は無上のものとなる。

本当に良い器は人の心を幸せにする。

私はおいしく酒が飲みたいと思い盃を作っている。

鈴木 睦美


鈴木睦美 略歴
主な国内個展
1975年 京都高島屋(以降78・83・86・88・91・94・2000年)
1995年 銀座和光ギャラリー(以降95・97・2000年)
1996年 南青山酉福(以降98・99・2000年)
2000年 「うつわをみる」展出品
(東京国立近代美術館)
2001年 「京都の工芸」展出品
(東京・京都国立近代美術館)
主な海外展示及び展覧会

ストックホルム国立東洋博物館
コペンハーゲン王立工芸博物館
ブリュッセル王立歴史博物館
ケルン市立東洋博物館
シッツトガルト州立リンデン博物館
ロンドン ヴィクトリア&アルバート博物館
台北市立美術館
オックスフォードアシュモリアン博物館
フランクフルト工芸博物館
サンフランシスコ東洋博物館
ジゼルクローエギャラリー(ブリュッセル)
E&Gフランケルギャラリー(ニューヨーク)
メトロポリタン博物館
メキシコシティー現代文化センター
ハンメリンナ美術館
ほか

作品収蔵
ニューヨークメトロポリタン博物館
ニューヨーク近代美術館
サンフランシスコ東洋博物館
ロンドン ヴィクトリア&アルバート博物館
ストックホルム国立東洋博物館
宮内庁
ほか10の博物館

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