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「日本文化を担う・漆の美展」

漆の木は東アジア(アジアのみ)一帯に広く分布し、その地の人々は古くから独自の漆工制作を生み出してきました。漆が"東洋の特産"といわれる所以です。

 日本の「漆」はその歴史を遡ると遠く石器時代に始まり、縄文時代前期には弓、櫛、器などと、接着剤の役目から日常を飾る用具と広がり、発展してきました。数多くの遺跡、その出土品からも推することができます。Japanと称せられるに至る「漆の美」は、遠く過ぎた先人の名もなき工人の知恵と工夫によって受け継がれ、培われ、育まれた"美"であり、風土に培われた特有の感性と蒔絵(まきえ)という高度な技術の融合が日本を代表する世界に誇る漆文化を創り上げました。

 日本人が守り育ててきた「漆」の文化、その伝統の美がここにあります。
 今回の展示では、明治天皇・昭憲皇太后おゆかりの漆器をはじめ、日本各地の漆工・美術品・昨年農林水産大臣賞、文化科学大臣奨励賞、その他の受賞作品を含め、さらに台湾、スペインなどの海外の作品・漆工を一堂に公開いたします。

 
「日本文化を担う・漆の美展」於:明治神宮
「日本文化を担う・漆の美展」於:明治記念館



会場に関するご質問など、例年通りお受けいたしますので、お気軽にお申しつけ下さい。

「蒔絵体験コーナー」同時開催

あなただけのオリジナル作品を簡単に楽しく作れます。
参加料1,000円〜2,000円・・・選んでいただく器により値段は異なります。
*お子様でも参加できます。


蒔絵体験を楽しむ様子 制作されたお椀



○会期: 平成17年2月26日(土)〜3月27日(日)
○時間: 午前9時〜午後4時30分(入場は午後4時まで)
○拝観料: 一般500円(300円) 学生200円(100円)*( )内は20名以上の団体料金
○会場: 明治神宮文化会館 宝物展示室
東京都渋谷区代々木神園町1-1 TEL:03-3379-5875
○交通: JR原宿駅、営団地下鉄千代田線 明治神宮前駅
○連絡先: 社団法人 日本漆工協会 東京都中央区八丁堀3-18-7
TEL:03-3555-1103 FAX:03-3555-1107
 


「漆の美展」出品作品より


乾漆蒔絵盤「過日」二瓶和男(会津若松市)
優秀漆工技術者表彰

「双蝶 コンポート」奥西雅知(鎌倉市)

「星の塔」高橋あゆみ(久喜市)

乾漆「陸」竹永亜矢(筑紫野市)

「文箱あすなろ蒔絵」田崎昭一郎(輪島市)
林野庁長官賞

乾漆四方胴張大皿「黎明」塚田外志男(加賀市)

「中秋歌声」頼高山(台湾)

「鎌倉彫鳳凰紋長方盆」山崎雅子(東京都)
第12回「漆の美展」奨励賞

漆パネル「残照」角田弘司(会津若松市)

盛器「煌く」三橋昌也山(東京都)

漆皮盤「環」坂下直大(金沢市)

平文蒔絵箱「森の初冬」水上修(山形市)

「鉄仙花手文庫」伊藤裕司(京都市)
農林水産大臣賞

「晩秋田鳬高蒔絵小屏風」小川隆(宇都宮市)
日本漆工協会会長賞

「扇面蜘蛛秋草研出蒔絵宝石石」白井松丘(滋賀県湖南市)
(財)伝統的工芸品産業振興協会会長賞

「扇面蜘蛛秋草研出蒔絵宝石石」白井松丘(滋賀県湖南市)
(財)伝統的工芸品産業振興協会会長賞

「夏の日」船津信子(東京都)

「シェエラザード」船津信子(東京都)


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