漆の木は東アジア(アジアのみ)一帯に広く分布し、その地の人々は古くから独自の漆工制作を生み出してきました。漆が"東洋の特産"といわれる所以です。 日本の「漆」はその歴史を遡ると遠く石器時代に始まり、縄文時代前期には弓、櫛、器などと、接着剤の役目から日常を飾る用具と広がり、発展してきました。数多くの遺跡、その出土品からも推することができます。Japanと称せられるに至る「漆の美」は、遠く過ぎた先人の名もなき工人の知恵と工夫によって受け継がれ、培われ、育まれた"美"であり、風土に培われた特有の感性と蒔絵(まきえ)という高度な技術の融合が日本を代表する世界に誇る漆文化を創り上げました。 日本人が守り育ててきた「漆」の文化、その伝統の美がここにあります。 今回の展示では、明治天皇・昭憲皇太后おゆかりの漆器をはじめ、日本各地の漆工・美術品・昨年農林水産大臣賞、文化科学大臣奨励賞、その他の受賞作品を含め、さらに台湾、スペインなどの海外の作品・漆工を一堂に公開いたします。
会場に関するご質問など、例年通りお受けいたしますので、お気軽にお申しつけ下さい。 「蒔絵体験コーナー」同時開催 あなただけのオリジナル作品を簡単に楽しく作れます。 参加料1,000円〜2,000円・・・選んでいただく器により値段は異なります。 *お子様でも参加できます。