| 山陽新聞 2002年12月12日付
良質な漆を後世に残そうと、岡山県郷土文化財団と林原共済会は8日、川上村上福田の山林で備中漆の植樹を行った。
備中漆は、高い透明度を誇るなど良質なことで知られる。両団体は、1996年から同村有地(3ヘクタール)に植樹を進めており、これまでに180本が育っている。
この日は、同財団をはじめ、岡山後楽園ロータリークラブのメンバーら計20人が参加。雪が降る中、参加者たちはスコップなどを手に60センチほどの苗木50本を約10アールに植え、順調な成長を願って丁寧に土をかけた。
同財団の高山雅之常務理事は「数が減っている備中漆が育ち、良質の漆が採れた時は地元の漆職人らに使っていただきたい」と期待を込めていた。
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