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松尾晋平作陶展 “料理と器・その幸福な関係”



「子供の頃、母親の作る料理がどうしても馴染めなくて、それで自分で作ってみたらこれが旨かったんです」

松尾晋平さん、料理のきっかけである。

彼はとても器用な人で、抜群の料理は勿論のこと、書もこなし器も作る。そしてこの器用さは、彼の料理を食べた時に最も感じられる事だろう。
その料理は一言でいえば、 "和洋折衷"なのだが、出汁が効いているとか、醤油味のソースがかかっている西洋料理を作っているとかではなく、また盛り付けにしても、単にフランス料理を和食器に盛るというような幼稚なものではない。複雑にして洗練されたシンペイ流の和洋折衷料理だ。

しかし、その独自の料理を演出する為の皿がなかなか見つからない。
そこを出発点に晋平さんの作陶が始まった。

料理が映える素敵な器、味覚と視覚を幸福な関係に導いてくれる器。様々な試行錯誤を繰り返し約10年が過ぎた。
 
そして今、晋平さんから、そんな幸福な出会いを皆様の食卓へ提案してくれる器ができて来た。



酉福店主 青山益朗

松尾 晋平(まつお しんぺい)
1956年

福岡県福岡市に生まれる。

1974年 画家を志し18才で上京、その後渡仏。
1976年 帰国後20才より料理とパティシィエの修行に入る。
1981年 東京・赤坂のフランス料理店「ボン・アトレ」の料理長となる。
1986年 独立。渡米し、アメリカにおける食事情を探究。
その後も、アジアやヨーロッパを回り 世界の食にふれる。
1987年
有限会社シンペイを設立。企業とのジョイントで、数多くのレストランのコーディネーションを手掛ける。
1991年
東京池田山に自らの料理店「SHIMPEI」を開店。
同時に同店で使用する自作の陶磁器制作にも入る。
1993年
玉川高島屋において第1回「松尾晋平陶磁器展」開催。
同じく高島屋において、油絵・ドローイングの作品展を開催。
1995年
フォーシーズンズホテル目白椿山荘において、第2回「松尾晋平陶磁器展」開催。
著書: 「松尾晋平のきまぐれ料理三昧」(中央公論社)
「おもてなしの心十二か月」(河出書房新社


個展の作品の一部を抜粋致しました。画像をクリックすると詳細が表示されます。
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6寸反鉢
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六寸反向付 白・黒
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8寸皿
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